古銭の種類を紹介するサイト

色々な古銭の種類や歴史を紹介します

旧紙幣

【甲号・乙号兌換銀行券】価値の高い旧紙幣

投稿日:2018年12月8日 更新日:

甲号兌換銀行券とは

甲号兌換銀行券は、改造紙幣(改造兌換銀行券)の後に発行されたお札です。
甲号兌換銀行券は組番号に使われている数字の形状から、前期に発行されたものと後期に発行されたものの2種類に分かれます。

前期のものは組番号が万葉記号(漢数字)で、明治32年に10円と5円が、明治33年に100円が発行されています。
後期のものは組番号が数字(アラビア数字)で、明治43年に発行されています。

甲号兌換銀行券100円(裏紫100円)
発行…明治33年
図案…藤原鎌足と談山神社
大きさ…104mm×180mm

甲号兌換銀行券10円(裏猪10円)
発行…明治32年
図案…和気清麿と護王神社
大きさ…95mm×159mm

甲号兌換銀行券5円(中央武内5円)
発行…明治32年
図案…武内宿禰と宇倍神社
大きさ…85mm×146mm

 

乙号兌換銀行券とは

乙号兌換銀行券は、明治43年に発行された紙幣で額面は5円の一種類のみで、甲号兌換銀行券の後期と同時期に発行された紙幣です。
組番号は甲号兌換銀行券の後期と同じく、アラビア数字となっています。

乙号兌換銀行券5円(透し大黒5円)
発行…明治43年
図案…菅原道真と透かし大黒
大きさ…78mm×136mm

 

現代における甲号・乙号兌換銀行券の価値は

まず甲号兌換銀行券の100円ですが、前期と後期では前期の方が価値は高くなっています。
カタログによると前期は並品で135万、未使用品なら500万円。後期は並品で30万、未使用品で250万円とかなりの価値がつきます。

甲号兌換銀行券の10円は、100円と違い後期の方が価値が高くなります。
前期は10万~100万、後期は12万~120万円となっています。

甲号兌換銀行券5円も10円と同じで後期の方が価値があります。
前期が5万~60万、後期が9万~80万円。

乙号が韓銀行券5円は、6万5千円~65万円の価値が付きます。

-旧紙幣

関連記事

no image

【国立銀行券】最も高額な旧紙幣

国立銀行券とは、明治初期に国立銀行が発行した紙幣です。 国立銀行券は2種類にわかれ、兌換紙幣の旧国立銀行券と、不換紙幣である新国立銀行券にわかれます。   旧国立銀行券について まず旧国立銀 …

no image

【改造紙幣】日本ではじめて肖像が使われた紙幣

改造紙幣は、偽造が横行していた明治通宝に変わる紙幣として政府が発行したお金です。 発行は明治14年(1881年)で、1899年まで使われていました。 偽造を防止するため当時の印刷局の技術の粋を集めて制 …

no image

【改造兌換銀行券】めがね100円や表猪10円の価値はいくら?

改造兌換銀行券は明治21年から明治24年にかけて発行された紙幣です。 大黒紙幣(旧兌換銀行券)と同じで、1円、5円、10円、100円の4種類存在します。 明治18年から製造が開始された大黒紙幣ですが、 …

no image

【明治通宝】日本初の西洋式印刷をしようした近代紙幣

明治通宝は、明治時代に発行された紙幣で、日本ではじめて西洋式印刷術を使用した近代紙幣として知られています。 額面としては次の種類があります。 100円、50円、10円、5円、2円、1円、半円、20銭、 …

no image

【旧兌換銀行券】大黒様の図案で有名なお札

旧兌換銀行券とは、1885年から1939年に廃止されるまで発行されたお札です。 大黒天の図案で有名な紙幣で、大黒100円や裏大黒5円などの別名で呼ばれることもあります。 この図案の大黒天はイタリアの画 …