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旧紙幣

【改造紙幣】日本ではじめて肖像が使われた紙幣

投稿日:2018年12月2日 更新日:

改造紙幣は、偽造が横行していた明治通宝に変わる紙幣として政府が発行したお金です。
発行は明治14年(1881年)で、1899年まで使われていました。
偽造を防止するため当時の印刷局の技術の粋を集めて制作された紙幣で、先の明治通宝や国立銀行券とは違い額面ごとに大きさも変更されています。

額面としては10円、5円、1円、50銭、20銭の5種類。明治通宝にあった100円、50円、2円、10銭がなくなり、半円は50銭として作られました。

紙幣の図案には、イタリアの画家で明治時代に来日し大蔵省紙幣局で務めた『エドアルド・キヨッソーネ』のものが使用されています。このエドアルド・キヨッソーネはドイツの「ドンドルフ・ナウマン社」に努めていて、そこで明治通宝の図案の作成にも携わりました。

 

改造紙幣の種類

10円、5円、1円には神巧皇后の肖像が使われています。この肖像も偽造防止としての技術の一つです。

改造紙幣10円(神巧皇后10円)
発行…明治16年
大きさ…93mm×165mm
図案…神巧皇后

改造紙幣5円(神巧皇后5円)
発行…明治16年
大きさ…93mm×165mm
図案…神巧皇后

改造紙幣1円(神巧皇后1円)
発行…明治14年
大きさ…77mm×131mm
図案…神巧皇后

改造紙幣50銭(大蔵卿50銭)
発行…明治15年
大きさ…65mm×101mm
図案…右に大蔵卿印

改造紙幣20銭(大蔵卿20銭)
発行…明治15年
大きさ…59mm×93mm
図案…右に大蔵卿印

 

現在の改造紙幣の価値は

カタログによると、10円が60万~250万、5円が32万~200万、1円が4万~50万、50銭が5万~50万、20銭が6千~8万となっています。
他の紙幣と同じく、やはり額面が高いものの方が発行枚数の少なさから価値は高くなっています。

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