古銭の種類を紹介するサイト

色々な古銭の種類や歴史を紹介します

穴銭

【文禄通宝】安土桃山時代の古銭

投稿日:2018年11月19日 更新日:

禄通宝は安土桃山時代に豊臣秀吉、もしくは豊臣氏の二代目である豊臣秀次によって発行された穴銭です。
鋳造が開始したのは文禄元年頃(1593年)。文禄時代は1593年~1596年のわずか4年間足らずの短い期間しかなく、その間に作られた貨幣という事で数が少ない希少な古銭です。
穴銭なので円形に正方形の中があいていて、刻印には『文禄通寳』。素材は二種類で銀製と銅製があります。

 

文禄通宝の起こり

通貨としてではなく褒章用として作られたという事、豊臣氏の滅亡で流通期間が短い事などがあり、その詳細はまだ詳しく判明していません。

安土桃山時代に作られた古銭は通称『太閤金銀銭』などと呼ばれていて、通貨としてではなく褒章用や軍事費用に使われていました。そのため素材にも金や銀が使われるなど豪華なものになっていて、数の少なさも相まって古銭の中でもかなりの価値の高い部類になります。

太閤金銀銭は文禄通宝の他に、『天正大判』『天正通宝』『永楽通宝』『紹聖元宝』などがあります。

 

現在における文禄通宝の価値は

文禄通宝は非常に価値の高い古銭ですが、市場に出回る数が非情にすくないため価値はその時の需要と供給によって大きく変わります。
また、古銭なのでその状態によっても大きくかわり、錆びていたり欠けていたりすればもちろん価値が下がりますが、逆に言うと美品の古銭と滅多な事では出てこないのでかなりの高価値が期待できます。

日本貨幣カタログによれば、銀銭130万~200万ものかちがつくとあります。
1枚で100万円をこえる古銭は少ないため、価格からも文禄通宝の希少性が伺えます。

-穴銭

関連記事

no image

【永楽通宝】明製のものや太閤金銀銭など

永楽通宝は、素材は銅でできていて、形は一般的な穴銭と同じで円形の真ん中に正方形の穴が開いています。 表面に刻印されている文字ですが、「永樂通寳」が上・下・右・左の順で刻まれています。 平安時代から江戸 …

no image

【宝永通宝】わずか1年間しか鋳造されなかった十文銭

宝永通宝は江戸時代に鋳造された穴銭の一種で。発行年は1708年(宝永5年)で、十文銭として運用されていました。 形は他の穴銭と同じく、円形の中央に正方形の穴があいています。 表面には寛永通宝と同じく「 …

no image

【慶長通宝】小字・大字・宝頂星など

慶長通宝は、江戸幕府によって1606年(慶長11年)に鋳造された銅銭です。(諸説あり) 形は一般手にな穴銭と同じく、円形で中央に正方形の穴が。表面には「慶長通寶」と刻まれていて、裏面は無地となっていま …

no image

【寛永通宝】江戸時代に流通した穴銭

寛永通宝は江戸時代に流通していた貨幣です。鋳造は1636年(寛永13年)からはじまり、幕末まで作られ続けました。 形は一般的な古銭と同じく、円形の中央に正方形の穴があいたもので、表面に寛永通宝(寛永通 …

no image

【天正通宝】豊臣秀吉が恩賞用に作った古銭

天正通宝は天正15年(1587年)に豊臣秀吉によって発行された古銭です。 形は基本的な穴銭と同じく、円形の硬貨で正方形の穴が開いています。刻まれた文字は「天正通寶」で裏面は基本的に無地となります。 素 …